I
1987年5月12日
ダリル・アンカ(チャネル以前の状態で)
チャネリングに入る前に、まずはバックグラウンドから話しましょう。媒体(Medium)ということについてですが、媒体というのは生まれる前から同意をして、この人とこういう関係を持つということを決めて、その人の媒体になることだと私は理解しています。そしていろいろな人生の過程で、そういう約束をした、ということを思い出すような出来事を体験し、確信に達するということです。
十四年前に一週間に二度程、ロサンジェルスにスペースシップが来て、そこで私は初めてバシャールに会いました。スペースシップを見ることによって、私は潜在意識の中でそういう約束をしたということを思い出しました。
それらから、私は、いわゆる現象学(Phenomenologyドイツの哲学者フッサールが主張した考え方で、事象そのものの本質を直観で把握しようとする学問)のようなものに興味を持っていろいろ研究したり、勉強したりするようになりました。その後私は霊媒や、チャネラーに会う機会をもち、そのうちのひとりが私の先生になって教えようと申し出てくれたのです。
クラスの最中、エネルギーにとても敏感になっている時に、バシャールが私にコンタクトを取ってくれるようになりました。そして、コンタクトをしてすぐ、私が生まれる前からそういう約束をしてきたのだという記憶が戻ってきました。
その記憶の中で、夢の中で彼に会ったことや、生まれる前にそういった約束をしたということが全部蘇ってきたのです。
その時最初にいわれたことは、今でもその約束を果たすことに興味があったら、今がその時期だというふうに言われました。そしてその時、「はい」といったのが今から4年前で、その時以来4年間チャネリングをしています。
バシャールというのは、これは付けた名前で、本当は名前はありません。
テレパシーで話す人達には、名前が必要ないそうです。私達が付けた名前です。私達は彼らに名前を付けなければ呼べないので、名前を選びたいということで、私にはアラブのバックグラウンドがあるので、アラブの名前から「バシャール」という名前を選びました。
彼の実際の名前ではないのですが、バシャールという名前がピッタリで、意味がいくつかあります。ひとつめが、指揮官(指令官)という意味です。二つ目が、存在という意味で、三つ目が、メッセンジャーという意味です。
私がバシャールとコンタクトを取った後に、このグループのエネルギーに合ったことを話し始めます。その後に「いかにしてあなたにご奉仕できますか」といいます。その時に質問してください。手を上げてもかまいませんし、バシャールといってくださっても結構です。
トランスにはいる時と出る時には、非常に深い眠りから出てくるようなものなので、静かにしてください(ダリルは呼吸をととのえ、トランス状態に入っていく)。
バシャール
みなさんこんばんは。いくつかのアイディアを交換することからこの会を始めたいと思います。
この世に偶然はありません。今日、今回ここにみなさんが会うということは、何度も前世で一緒になったことがあるということなのです。
このようなエネルギーがどういうエネルギーであるかということがとても重要です。ひとりひとりのエネルギーがこういう会では混ざり合って全体の、宇宙の、地上のエネルギーと交流し合います。
これは特別な方法でなされます。個人がひとつの方向に向かうようにひとつのエネルギーを向けると、宇宙空間の中に、ある種のエネルギーをチャネリングするようになります。そして、ここで作られたエネルギーが地上のすべてに行き渡るようになります。
みなさんがこの中で、ある種のアイディアとか考えを自分のものとすることができれば、他の人にとっても同様な考えや行動に近づくことができやすくなるということです(たとえば、ひとりがチャネリングを習得できれば、他の人もできるようになる)。
私達の文化に感謝して聞いてくれたその人達には、私達は最大の助けをすることができます。
少しずつ、少しずつ、あなたの意志があれば、あなた達の文化と私達の文化がもっともっと身近になることができます。
そして、あなたの文化と私達の文化が身近に交流するようなことが時間的にも近々来ると思います。
まず、あなた達が自分のパワーと栄光に目覚めることが第一です。
あなた達の中の、ひとりひとりの中にあるパワーに目覚めることです。
個人というのは、ひとりひとりが宝石の一面をなしているようなものです。
宝石の全体というのはすべての創造されたもののことです。
また、ひとりひとりというのは、ドアのようなもの、窓のようなもので、ひとりひとりを通して創造が実現化しています。あなた達がドアを広く拡げることによって、このエネルギーが自由にあなた達の中に入っていき、そして大きなインパクトを起こすことができます。できる限りドアを広く開けることを怖れないでください。
このドアを通り抜けることによって、自分自身にもっと近づいていきます。
そのような態度でいれば、何も得られないものはありません。
あなた達に感謝の意を表したいと思います。
創造の神聖なることを探りたいという意志に感謝したいと思います。
個人的にも、このように集団的にも、集まってくださったことに感謝いたします。
あなた方が自分の世界の大使として、そして私がこのように大使として、あなた達に会えることをとてもうれしいと思います。
あなた方の意識に、私が触れることができてうれしいです。
そのお返しとして、どのように奉仕できますか。
Q1
地球の中に「内なる地球(Inner earth)」というのがありますか？
バシャール
あなた達の地救上のバイブレーションの周波数ではありません。
物理的に入っていくような感じを持ちますけれど、自分のバイブレーションを変えて、別な次元に入ってしまうということです。生命の違った形、人間以外のそういった存在と出会うためには、自分自身のバイブレーションを変えないと会うことはできないということです。
地球の中にあるわけではない、という考えもあります。
その中に存在している文化圏というものは、あなた達の内にあるものを表現しているというわけです。それを発見するためには、自分の中に入っていかなければいけないわけで、シンボルとして地球の中に入っていくというような表現のしかたを取るわけです。ところが、地球の中という物理的な中のことをいっているわけではないのです。
それで答になりましたか。
Q1
いくつも物理的な入口があるわけですね？
バシャール
はい、そうです。
Q1
中にいる生物がバイブレーションを変えて外に出て来ることはあるのですか？
バシャール
はい、そういうこともあります。
Q1
あなた達のような船に乗って出て来るのですか？
バシャール
そういうこともあります。
いわゆるUFOに乗っているのは、ただ単に、異星人というような存在だけではないわけです。
地球の中から出て来るそういう存在もあります。
過去から出て来るUFOもあります。あなた方自身の地球の未来から出て来るUFOもあります。
そういう意味では、未来からここに訪れて来るスペースシップの人達というのは、実はあなた達の未来の姿でもあるのです。
又は、別な世界から来る人達もいます。まったくこの宇宙とは違った別な宇宙の存在のUFOもあります。これで答になりましたか？
Q1
ありがとう！
Q2
バシャール！ 過去から来たり、未来から来たりということは、文化的に進んだものとか、文化的に遅れているところから来るという意味ですか？
バシャール
過去にも非常に高い文化を持っていたところもありました。
アトランティスが破壊される前にスペースシップに乗らて逃れた人が多かったのです。
Q2
なぜ、アトランティスは破壊されたのですか？
バシャール
混乱とか、否定的なエネルギーが充満してしまったからです。
創造主との関係を忘れてしまったからです。
クリスタルに関係するいろいろな計画のためです。
光をエネルギーに直接変えることができるクリスタルがあったのです。バイブレーションを調節することによって、いい方向にも使えたし、破壊的にも使えました。クリスタルの中には武器として使われたものもありました。否定的なバイブレーションに波長を合わせることによって武器になりました。
地球との同調波を出すことができたわけです。それによって火山に何か影響を与え、アトランティスを破壊に導いたのです。
アトランティスの破壊が、聖書などにある洪水、ノアの洪水と呼ばれるもののことです。
Q2
セント・ジヤーメイン(サンジェルマンともいう)をチャネリングするリアバイヤースから、クリスタルを買ったのですが、あなたのことを聞いたら、かなり的確な情報を与える人だといつていました。バシャールあなた方に奉仕するために、そういう意識というのが、今働いています。
Q2
私達に今言いたいことは何ですか？ また、私達に何をして欲しいのですか？
バシャール
自分が一番興奮して、「楽しい」と思えるようなことを実際にすることができるということを学ぶことです。
自分が創りたい方向に人生を創ることができるというパワーを、個人が持っているということです。私達のことは必要ないんだということを、私達はあなた方に教えたいのです。
パワーをあなた方にお返しするためにやってきました。
何千年もあなた方は自分のパワーを恐れていました。自分のパワーを使ったら、また破壊に導いてしまうのではないか、というふうに。
実際に過去にはそういったことがあったのですが、また同じことが起こるのではないかということを怖れ、そして自分のパワーを怖れています。
自分が創造の一部であるということを知ることと、自分の光に目覚めることによつて、もう破壊的にパワーを使うことはないということがわかります。
ですから、破壊的には使われません。
こういう格言が地球にはあります。
「絶対的なパワーというのは、絶対的に堕落する」。そういう観念を持っていない限り、パワーを持っても堕落するということはありません。私がここに来ている理由のひとつは、あなた方が持っている、自分の中にすでにある先入観念をあなた方に知ってもらいたいということです。自分の信じることが自分の人生を作り出しているということを、百パーセント申し上げたいと思います。
恐れを信じる人は、自分の人生も恐れに満ちたものになります。
愛と光だけを信じる人は、人生の中で愛と光しか体験しません。
私は哲学の話をしているのではありません。創造の基本的なメカニズムの話をしているのです。
自分が体験する物理的な現象というのは、あなたが何を信じるかによって決まります。というのは、物理的な現実というのは幻想だからです。あなたが信じていることが創り出した幻想なのです。
幻想というのは、あなたがその中にいるうちは現実です。
幻想の中にいるうちは、それはれっきとした現実なのです。
幻想の中にいる間は、確固とした現実だということを教えられていますから、あなたはそれが現実だと信じているわけです。
つまり、あなた方のパワーは非常に強いものなので、少しでも信じると、現実化してしまいます。あなた方は、創造主のイメージに基づいて創られているからです。ということは、あなた方自身が創造主であるということです。
あなた方個人、あるいは集団で考える想念が現実をつくってきました。それをあなた方に思い出していただきたくて私達はこの世にやってきました。
もうあなた方の心の中で、すでに真実だと知っているものの鏡となるために私達はやってきました。今まで聞いたことがないように思うかも知れません。あるいは今まで思ったこともないような考え方を使うかも知れません。しかし、あなた方が本質的に知らないことは何も話していないのです。あなた達の文化の中では、それぞれ意識の隔離というのをお互いの間で作ってきました。日常の意識と、その下の潜在意識というもの、またその下には無意識というのがありますが、この三つの意識のレベルというのも幻想なのです。
ひとつの意識しかありません。
そして、ひとつだけの意識を持った存在に目覚める時、自分の中にある無意識、潜在意識の中に出て来るものを隠して見えないようにすることができなくなります。つまり、潜在意識や無意識の中で押し殺しているものを実際に見ても、あなた方の価値観というものは減らないということです。
このことに気づけば、今まであなた方が何千年も確固とした現実だと信じていたことが、実は夢だったということに気づきます。
今、あなた方はこの夢から覚醒しているところです。
夢の中で、自分の好きな夢を見て生きることができるようになります。
見たくない夢を見るのではなく、見たい夢を見ながらこの生を生きることができます。これで質問の答になりましたか。
Q2
わかりますが・・・。でも、あなたは一度マスターであって、体がなくなってマスターになったと聞いていますが・・・。
バシャール
今まであったものすべては今あります。時間も幻想です。過去世だの、来世だのは、今、現実に存在しています。
振動の違いによって、差ができます。
でもこの人生にフオーカスすれば、そういつたことに関係なく、この現実の社会の自分にフオーカスすれば、必要なものがすべて現在から得られます。
つまり、過去も未来も現在にあるからです。
Q2
どうやったら思い出せるのですか？
バシャール
今生きているところに、生きるということから始めてください。
現在に生きることです。これは大切なことです。
過去や未来に生きようとすると、今必要な情報を見つけようと思っても、今現在、ここにいないということになりますので、手に入りません。
一番必要なことは何かということを思い出すためには、百パーセント信頼することです。今現在やっていることを信頼することです。
過去やっていたどのことに比べても、今やっていることが一番有効です。
そしてパワーのすべてを今持っている、ということを信頼するのです。
今、生きているその人生を愉快にすることは今できます。
現在の生活を充分に生きるために、過去からの情報が必要な時には、必要な情報は過去から自動的にやってきます。
なぜならば、宇宙のあらゆることが、あらゆることとつながっているからです。
今のあなたが充分に今のあなたであれば、宇宙から必要なものは全部その時のあなたに与えられます。情報も、状況も、人との付き合いも、物質、何でもすべてのものが、今あなたに与えられます。
自動的に、努力なしで、がんばることなしに、すぐに・・・。
重要なことは「信頼する」ことです。
もちろんあなた方が、過去世を知りたいとか、研究したいという時、それをしてはいけないとはいいませんが、でもあなた達をよく観察していると、そういったことを知らないと現在を生きようとしないようです。
宇宙は無意味なことはしません。宇宙をそのまま信頼してあげて、今の生活をそのまま続けていれば、この生活に必要なものはすべて、必要な時に知ることができます。
一瞬後に情報がくることもありますが、必要な時、まさにその時に答がきます。
情報が来る時は本当に必要なその時にやってくるのです。
タイミングは完璧にできています。
それを早くすることができないということではありません。でも、必要なものが、早く来るようにする方法は、今現在に生きることです。どこにいようとも、いつどこにいようとも、現在しかありません。
今に生きれば、すべての情報があなたを求めて向こうからやってきます。
その知識が過去世から来るならば、過去世のものであるという情報を得ることになります。将来のあなたの生命から、今のあなたに情報が来ることもあります。過去世と現世と来世からの情報が今のあなたに来ることがあります。ですから、過去世だけから必要な知識が来ると思ってはいけません。
パラレルライフ(バシャールの独特の概念で、同時進行の多次元人生のこと)のあなたが、別な所で同時に生きているという概念があるのですが、ちょっと説明させてください。パラレルというのは、平行線ということですがいろいろな意味があります。ひとつの意味としてこういうことがあります。つまり、あなたが今ここに生きているのと同時に、別の宇宙で同時にあなたの生が進行しているのです。
いわば、あなたがやつていることとほんのちょっと違うことを、別な所で同時にやっているのです。この字宙とはんのちょっと違う宇宙がいろいろあって、ちょっと違うことを同時にいろいろやっています。
また、あなた方というのは、あなたの人生のすべてが違うことを同時にいろいろな所でやっているのです。
あなた方の人生がひとつの意識となっている、そういう状態を「オーバーソウル」というのですが、手に指が何本もあるように、オーバーソウルが、現実にいくつもの手を伸ばしています。
あなたが出てきているオーバーソウルは同時に、別の所で同じようなことをしているわけです。
よく「ツインソウル」という言葉が使われますけれど、これの説明にもなると思います。
物理的な現象ではない、ひとつの魂から出ている二つの魂という意味です。
私がいっていることをイメージとして描けますか。それとももっと具体的に説明して欲しいですか。
ちょっとイメージしてみてください。
あなたは肉体のない、エネルギーのボールです。
自分のことを意識しています。
それでは、地球を見下ろしてください。
ここで、あなたはこの宇宙とは違うバイブレーションの中に生きているために、今見える地球だけではなくて、今まであった地球のすべて、それから、これからもあるであろう地球のすべてが見えるとします。写真のフィルムのように。
そして、あなたのオーバーソウルが、自分はこの写真のフレームの1と5と7に生きようと決めます。ですから、フレームの5に住んでいる人は、フレームーのことを、あれは過去世だと思っています。フレーム5に住んでいる人はフレーム7のことを、あれは、来世だと思っています。
ところが、オーバーソゥルから全部を見ると、1も5も7も全部同時に起こっているのです。同時進行しているのです。
オーバーソウルというのは、このフレーム5の中のひとつの人生だけでなく、7つの人生を同時に生きることを選ぶこともできます。
この地上にいる個人というのは、全部あなたの一部分であるわけです。
あなた方全員に対して、これがあてはまります。
2つあるいは三つのカウンターパート(片割れ)を持っている人もいます。
百あるいは千ある場合もあります。高いレベルになると、あるグループ全体が魂の一部に含まれる、というところまでいくわけです。
あなたも、私も、全部宇宙の魂の一部だからです。
これで充分な説明になりましたか。
Q3
ソウルメイト(魂のきょうだいという概念)について説明してくださいますか。
バシャール
同じ魂の延長であるということが、ソウルメイトということです。
ソウルメイトというのは、自分の人生の適切な時に出会います。
自分が見る必要があるその時に、見る必要のあるものを反映して見せてくれる人がソウルメイトです。
そういう意味では、あなたが交流を持つすべての人がソウルメイトであるということがいえます。
つまり、あなたの人生の中で現れる人はすべて偶然ではなく現れるのです。
でも、いわゆるソウルメイトとみなさんがいっている意味は、私にはわかります。
自分自身が完全であることを知るために、自分のソウルメイトというのが現れます。あなた達の社会を観察していると、自分のソウルメイトに会えたら、私の人生は楽しいものになるのに・・というのを観察することができます(笑)。
ところが、自分が完全になるためにソウルメイトが必要だと思っている人は、ソウルメイトなしでは自分は不完全であると思っているわけですから、自分が不完全であるということを見せてくれるような人を自分の人生に引き合わせます。自分自身で完全な存在であるということを知った時に、自分は完璧な人であるということを反映してくれるソウルメイトが現れます。
Q4
先程のパラレルワールドの考え方からすると、カルマの積み重ねということがよくわからなくなってしまうのですが・・・。
バシャール
まず、第一にすべてのカルマは自分で勝手に創っているものです。
「すべてを選ぶのはあなただ」ということを忘れないでください。
すべてのカルマも、あなたが選んだものです。
カルマとは、「バランス」のことです。
自分が捕らわれの身になるというのではなく、カルマをバランスするということが大切です。
こういうことをしたから、こういう報復が返ってくるという意味では必ずしもありません。
カルマというのは単に「調整されなくてはいけない動的な力」という意味です。
バランスを取る方法はいろいろとあります。
ひとつの人生の中で自分がネガティブ(否定的)なことをすれば、次の生ではまったく同じことが起きなくてはならないという考えの人がいますが、あなた方にとって、いままでは確かにそういうことが真実でしたけれど、そうである必要はありません。
たとえば、ひとつの生の中で殺人をします。次の生で殺されることになったとします。しかし、別な方法でこのカルマのエネルギーのバランスをとることができます。
たとえば、ひとつの生の中で人を殺したとします。次の生で殺される必要はありません。また殺人を犯そうとする人を助けて、その人が殺人をしないように防ぐこともできます。そうすると同じバランスが作られます。
カルマというのは、単にあなたの存在すべてが結合した体験なのです。
自分の周波数を変えるためには、そして自分を高い存在にさせて進化させるには、すべての体験のバランスを取る必要があります。
このカルマというのは、あなたの鎖となるようなものでは決してありません。
逆説的なのですが、真実はこのようなものです。
自分が体験している真実というものすべては「自分が創り出している」ということに気がつけば、もうカルマ的な結びつきという考えを信じる必要がないわけです。
自分が選ぶ、あるいは選ばない自由があるということに気づくと、それがあなたのカルマを切ることにもつながります。
つまりそういう自由があるということに気づく時、否定的な行動をする必要が何もなくなるわけです。
否定的な行動をする人達というのは、自分は自由ではないと信じている人達です。
否定的な行勤というのは、「パワーがない行動」なのです。
否定的な行動をする個人というのは、自分の現実を自分が創り出しているということを知らない人達です。すでに自分が人生をコントロールしていて、欲しいものを何でも創り出しているということに気づいていません。
他人を傷つけることなく自分を傷つけることなく、自分が欲しいもの、必要としているものをすべて自分が創り出せる、ということを知らない人達です。
ところが、心の奥深くでは自分の持っている力というものに気づいています。
残念ながらこの地球上での教えは、そういうものを表現することを抑圧してきました。自分の中にコントロールするパワーが存在するということを知らないために、自分以外のことや、自分以外の人をコントロールします。
よく自分の意見を人に押しつける人がいますけれども、自分でもいっていることを信じていないので、人を説得しなくてはいけません。
彼らは、自分でパワーがないと信じている人達です。ところが自分のまわりには、自分をコントロールしようとしている人がいるように思えるのです。そして、それに対して怒るのです。そのために、怒りと怨みつらみでもっとまわりの人に攻撃します。
できる限り人から奪おうという思想しか持っていないからです。
自分にパワーがないと信じることは、自分が死んでいきつつあるということを信じているということです。自分にパワーがない時、人にもパワーを持っていないことを望みます。あなたが地上の人に教える時は、「ひとりひとりが、すべてのパワーを持っている」ということを教えてください。
他人も自分も傷つけることなく、必要なものを全部創造できるということです。
ひとりひとり自分の欲しいものは全部創ることができます。それにより、ネガティブなもの、カルマ的なものも切れてしまいます。
Q5
ネガティブな行動とはどのようなことですか。定義してください。
バシャール
ネガティブな行動とは、「分離してしまう行動」です。
部分部分にしてしまうような行動をいいます。
ポジティブ(肯定的)な行動とは、「統合する行動」です。
統合する、統一する、そういう行動です。
ポジティブエネルギー、ネガティブエネルギーという言葉を使います。
正しいとか間違っているとか、邪悪であるという言葉ではなくて。
いいとか、悪いとかいうのは主観的な価値判断だからです。
どのようなエネルギーが使われているかで、言い表します。
たとえば、ポジティブなことをしている個人が悪いことをしていると考えるかも知れません。あるいはネガティブな行動をしている人が正しいことをしていると思うかも知れません。正しいとか悪いとかいうことは、ネガティブなエネルギーを使ちているか、ポジティブなエネルギーを使っているかの説明にはなりません。ネガティブというのはいつも隔離して、分離して、部分部分に分かれてしまう行動のことです。
それはパワーを取り除いてしまうことです。
ポジティブというのはパワーをひとつに集めること、統合すること、そういう創造的なエネルギーをひとつにすることです。
それで説明になりますか。
Q5
ありがとう！
Q6
陰と陽というのはただいいとか悪いとかではなくて、それをバランスするということが重要なことではないでしょうか。いいとか悪いとか、社会的に悪用していることが多いのですが、いい意味で説明してください。
バシャール
そうです。すべてはエネルギーなのです。いい、悪いではなくひとつの動的な力として使われるわけです。
統一性を持って行動することができます。また、その反対もできます。
でも、究極的にいいとか悪いとかいうことではありません。
実直さ、正直さ、統一性なしに行動すると、川の流れに向かって行かなければならない、という簡単なことです。
いいとか悪いとかいうのではなく、片方は簡単だし、片方は難しい。
すべての人が永遠の生命を持っているわけですから、どちら側に行くかはあなた次第です。あなたはどちらかを選びます。
それはあなたの人生の中でどのようなエネルギーを使うのかということ同様に、ひとつの問題です。あなたの出したものがあなたの受けとるものです。
それがただひとつのカルマ的な法則です。与えたものを受ける。
前にやったことで、もうやりたくないということがあったなら、ただ単に気づくこと、もうネガティブなことをしたくないと気づくこと、ポジテイブなことだけをすること、それに気づくだけでカルマの鎖を切ることができます。いわゆるカルマの鎖というのは、自分が作り出したエネルギーの結果なのですから。
自分が決断すればそれを変えることができます。
たとえば何世代にもわたってネガティブな生を受けてきた人達は、正直に何度も何度も生きてきた人達のように、ひとつの、一回の生の中でネガティブなものが結果として何を生み出しているのかということに気づき、その時点から気づいてポジティブなエネルギーの方を選べば、ただひとつの決断をしただけですべての過去のカルマを消すことができます。
それをやって自分がそれを得るに値すると思えれば、自分が創造主であるということに気づいて、ひとつの決断をすることができます。それで終わりです。ネガティブな方法で人に対するのではなく、ポジティブなやり方で人に奉仕するという考えがあれば。
Q7
パラレルワールドに関することと思いますが、個性というものについてです。
どんどん魂が統合されていきひとつになったとすると、個性やバリエーションといった、そういう楽しみはどうなりますか？
バシャール
ちょっと逆説的なのですが、こうです。
あなたは何次元にもわたる創造主であるために、あなたがあらゆる個人であるわけですから、あちらからみて統合が起こってくるように見えます。
わかりますか？
すべての個人というのは、全体の部分なのですが、あなたと他の人達それぞれが統合されていきます。自分に統合が起こってくるというように見えるわけです。ですから、うわべだけでは、個性が保たれているように見えます。
これは地球語で訳すとなかなか理解できないと思いますが・・。(個人という視点からみれば、個性が失われていくように見えるが、実は、「個人の集合体としての魂」の次元からみれば、統合されるに従って逆に個性は増えていく、という意味か。私達自身は、すでに魂の枝葉であるわけで、その立場に立てば、統合されるに従って、ますます個性のバリエーションは増えていく)。
別にわからないといって軽蔑しているわけではありませんが。
でも私達の今しゃべっていることは、物理的な現実上のことをいっているわけです。数次元にもわたる創造主というのは、自分が全部であるというアイデンテイティをもつことができます。
また自分が今までアイデンティティを持ったすべてのものであるということがわかります。
そして自分がその中のひとつであって、全体がまたアイデンテイテイであるということもわかります。
マルチレベルの創造主であることは、それぞれ全部を同時に体験することができるということです。すべての創造されたものは、創造を逆にされることはありません。ちょっと逆に見えるかも知れませんが、ブレンデイツドソウル(混合された魂)というのは、ひとつのアイデンテイテイであると同時に、全体の一部のアイデンテイテイであるということです。わかりましたか？
Q7
私の理解ではたぶん、ひとつになるといろいろな今まで統合してきた個性を自由に遊べるようになるということですか？
バシャール
どちらにしても今、あなたはやっています。
今のあなた、この「個人」はあなたの見方のひとつです。
自分の魂へたどりつくためのひとつの窓、ドアがあなたなのです。
そういう意味で、今のあなたはこういう考えを遊んでいます。
他の考え方も同時にあなたは遊んでいます。
意識が統一、進化することを話す時に気づいて欲しいのは、現在の自分の物理的な生存によって制限されている、ということです。
というのは、今あなた方はすべてちやんとうまく混ざっているからです。混ざつた時にでも、自分がこれだというふうに体験することができます。混ざるということをあなたはいってますけれど、あなたはこの中の別な部分に遠景を映しています(自分を投影しているという意味か)。宇宙語を翻訳するのは非常に難しいのですが、これでいいでしょうか。
今、自分自身であれば、後で何が起こるかお楽しみに。
その時が来たら、何をすればよいのかわかります。単純にしてください。
人生はとても簡単なのです。
Q8
夢について、体外離脱についてですが。
私は先日、体外離脱の経験をしたのです。そこは私の部屋だったのですが、起きても自分はこれは夢だというのがわかっていました。実際の自分の部屋は汚れていてあまりきれいではなかったのですが、その時はとてもきれいでした。そこには私の持っていないぬいぐるみがあったのですが。
バシャール
夢の現実というのは、実際の物質的な世界のブループリント(青写真)だということです。
自分の夢のブループリントを変えてあげるだけで、現実の世界が変わります。いろんな可能性のあるブループリントがあります。ですから、あなたはオーバーラップを見ていたわけです。
可能性の部分と、現実の部分と、ひとつの可能性のオーバーラップを見ていたわけです。
ですからなぜこのような体験をしたかというと、それは、次のことを学ぶためです。
夢のブループリントをいかに現実に変えるかということを学ぶためです。
そして、現実の世界を溶かして、元のブループリントに戻してあげるということです。あなた方は、夢の世界と現実の世界の境界線のところの体験をこれから多くします。
夢と、現実の分離というのは一見あるようにみえますけれど、これもまた幻想です。今、この瞬間あなたは夢を見ているのです。
夢の現実こそが、現実なのです。
あなた方は今、目覚めようとしています。
今、あなたは夢の中に住んでいます。それはすなわち、夢を好きな方法で見たい夢に変えることができるということです。
夢がもっと流動的になるにつれ、あなたの物理的な世界ももつと流動的になります。そういう意味では、夢の中の方がこの現実よりももっと目覚めている状態に近いともいえます。
この現実の世界ではもっと眠っている度合いが深いのです。
というのは、この物理的な世界というのは非常に圧力のかかった夢(フォーカス度の高い夢)なのです。
夢の中ではもっと夢を変えることができると思っています。好きな時に好きな所に行くことができます。そして瞬時に行きたい所に行けます。それが自然な現実なのです。時間の中で起こることが、夢なのであり、制限されているという感じ、42これが夢なのです。「制限はまったくないのだ」ということが、私の言葉でいえばもっと真実に近いです。
「あなたは創造主の反映である」ということです。
Q8
夢を見ている時、自分の部屋にあるべきでないはずのぬいぐるみが見えたのですが、ぬいぐるみを触ってみたらその感触もあるのですが、どういうことでしょうか。
バシャール
どんな動物でしたか？
Q8
それは犬と熊の間のようなものでした。
バシャール
犬は奉仕ということのシンボルです。そして熊は力を表します。
あなたがもっと力をもつて奉仕に使うことを象徴しています。
ぬいぐるみの中にもっと生命があるということです。
Q9
私はよく夢を見るのです。この間、人を殺した夢を見たのですが、起きた時に非常に現実だったら困ると思いましたし、すごく罪悪感に浸ってしまつたことがあったのですが・・・。ですから、時々夢か現実かわからなくなる時があるのです。
バシャール
まずはじめにあまり自分自身に厳しくしないでください。
自分のことをいじめないでください。
わかりますか？
Q9
自分が夢の中でどこかに行ってしまったりとか、日本人でここにいますが、夢のなかでは日本人ではないのです。どこかアメリカに行らてしまったり、イギリスに行ってしまったり、フランスに行ってしまったりとか、昔に戻ったりよくするのです。これから起こることを夢に見たり・・・。
バシャール
すべてのものが混ざつている変化の時期を迎えています。
すべてのあらゆる面を今ひとつに集めているところです。
ですから、頭が混乱しているのは単なる象徴なのです。
自分をいじめないでください。
あなたは、そんなに人にいじめられたりする人ではありません。
Q10
私達地球上の人間とコンタクトを持つことは、あなた達にとつてどういう意味があるのですか。
バシャール
とても喜びをもたらしてくれます。信じられますか？ 私達に喜びを与えてくれているということが。
あなた達と交流することによって私達の愛を表現させてもらつています。
そして、あなた方を通して、創造主が別な形で表現しているということがわかります。
私達が思った以外のやり方で、創造主がこのような表現をしているということを学ぶことができます。
その交流を通して、あなた達のものを私が得ることができますし、私のエネルギーを与えることができます。それによって、もっと宇宙の探検ができます。他の字宙の部分に比べてこの地球というものは、非常にフォーカス度が高いところなのです(非常に集中した、圧力のかかった、物質的な、という意味)。別に軽蔑的なことではなくて、この地球人は「制限のマスター」(制限の帝王というくらいの意味)と呼ばれています。
非常に創造的に、あなた達は自分を制限しています。(バシャールは、ちょっと皮肉なを含ませて「創造的に」といっている)。
そこから、我々はあなた達のやっていることを学んで、他の宇宙でのトランスフォメーション(変革)を助けるときに役立てています。
トランスフォーメーションというのはそう簡単には起こりません。
非常にあなた方はこの地球上でフォーカスしてきました。
自分を変えようという気持ちが出てきた時には、あなたはすごいエネルギーを使つて、あたかも宇宙に波が拡がるように創造できます。
そういう、すごい力をあなた方は持っています。
ですから、私があなたにあげようとしている愛を全部受け取る価値があるということを認めてください。
私達の愛というのは無条件であなた達のところに与えられます。
無制限に愛を与えています。
あなた方は贈り物です。それで答になりましたか。
Q10
私達は輪ゴムでいえば、どれくらいのところにいますか？
手放すところにきていますか？(輪ゴムを指の間に挟み、後ろに引っ張って飛ばすときに、どのくらいのところまで引っ張られているかという質問)
バシャール
今、放すところにきています。あと三十年くらいの間に、だいたい全員の人が放します。ポジティブな方向に。
今、このエネルギーを感じてそう思いました。
Q10
たとえば核がどうとか、エイズがどうとか、今これらの状況は緊張を表現しているのですか？
バシャール
今まで何千年もしまいこんでいたものを、外に出しているだけです。
しかし、外に出してから初めて、認めて対処することができるのです。もう恐れて隠している必要がないのです。そしてすべてのシステムをきれいにすることができます。
Q10
恐れの方に私達は入って行きやすいというのを私も見ています。どういうふうにしたらよいのでしょうか。
バシャール
あなた方が観察しているものすべては、あなた方の観念の上に成り立っているということです。
子供の時からあなた方の中にはそれが深く滲み込んでいます。
何千年にもわたって、あなた方にはそういった観念が社会全体の集団意識の中に組み込まれています。
つまり、「真実に直面するよりは、恐れていたほうが楽だ」とあなた方は信じているわけです。その観念を変えれば、あなた方がどういうものを見ているかにかかわらず、あなたが今見ているものは変わります。
地球ではこういう格言があります。「見ることは信じること」。
しかし実は「信じることは見ること」であり、逆なのです。
感情はすべて、まず信じることから起きてきます。
自分が真実だと信じるものに対する反応が感情なのです。
(たとえば、自分が彼はこう反応するだろうと信じていた反応を、相手がしなかった場合、こちらが「怒り」という感情をもつたりする)
そしてすべての怖れは、深いところからくる先入観念によります。
怖れの方が喜びよりも簡単だと信じているからです。
そしてこの社会においては、自分は喜びを感じるに値すると思っている人達は少ないからです。
まず努力をして、がんばってからでないとそういう成果は得られないと信じているからです。
あなた方の社会では、喜びというのは勝ち取らなければならないと思っていますけれど、本当は生まれた時の権利として、ずっと喜び、楽しんで過ごすことができるのです。
さもないと非常にくたびれてしまいます。
努力して、苦労した後にエクスタシーを得るようでしたら、これは非常にくたびれてしまいます。くたびれた時にはすぐ「恐れ」に走ってしまいます。
もっと努力しなければいけない、それでもっとくたびれてしまうということを恐れてしまいます。
誰も努力する必要はありません。
今、あなたが想像できるすべてのものを、今すぐに手に入れることができます。
あなたが想像できることはすでに手に入れたも同然なのです。
あなたが想像するということは、私はこちらの方を選ぶと決めることなのです。
その能力があるということは、すでにあなたがそれに値するということです。
さもなければ、あなたはそれを見ることも行動することもできないのです。
人に教える時は、ワクワクするとか、想像ができるということは、すでに自分が想像しているものにその人が値しているということだと教えてください。
自分が欲しいものを、苦労して、一生懸命努力して手に入れる必要はありません。
それがわかれば、イライラすることも、恐れをいだくこともありません。
疲れることもありません。
Q11
地球の変革が起こるということをだいぶ聞いていますが、そのことについて説明してください。
バシャール
簡単にいっておきます。確かにあなた方は変革の時期を迎えています。
地球上のエネルギーに変革が起きます。
電磁の波動が変わり、そのためにエネルギーが地球上の物理的な変革を起こすかも知れません。
でも、変化というのは必ずしも破壊的である必要はありません。
あなたがエクスタシーを体験することに価値があるということを自分で信じれば、そして自分がエクスタシーを感じるに値すると信じられれば、わざわざ自分を震え上がらせて目覚めさせる必要はありません。
エネルギーをもっと別なやり方で変革させることができます。
日本ですら、最も破壊的な方法でこの変革を体験しなければいけないと思っている人がいます。
もう、すでに眠っている状態で歩いているのではないということを知れば、破壊が起こったとしても、あなたはそこには行きません。
個人のなかで多くの人が目を開けて歩くということを始めれば、自分がこういうふうにで生きたいと望んだ通りの生き方をする人達が多くなれば、その地域全体の人が同じような体験をすることで、破壊的な変革の起こる必要がなくなります。
それはただ単に物理的メカニズムです。
あなたの持っているバイブレーション、それがあなたの人生で体験していることです。破壊の起こっている最中でもあなたは立っていることができます。
あなたのまわりにそういうことが起こっていても、あなたがそのバイブレーションと同じものを発していなければ、その破壊はあなたに手を出すことができません。こういう体験もポジティブに見るかネガティブに見るかで、ひとりひとりがその体験をどういう結果にするかを決めることができます。
破壊的な力への恐れが、破壊的な力を強化しています。
そして、ネガティブなものを自分の人生に引き込んでしまうことになります。
ですから、天変地異というようなものがまわりに起こったとしても、それはその地域の人が他の変革が可能であるということを信じることができなかったということを意味しているだけです。
何年も前にこういうことが起こるであろうといわれていたことは、今はもう起こらないようになっています。
つまり、多くの人が目覚めつつあるために、昔こういうことが起こるのではないだろうかと思われたことが、起こらないような状況になってきているのです。あなたの世界を救う最善の手段は、自分がワクワクして生きられる人生を生きることです‼
そのような人生を生きることによって、百パーセント宇宙があなたの望む方法でワサポートしてくれるということを信頼することです。それが物質的な豊かさであろうと、あるいはあなたが今しているような、ワクワクした人生を続けて行くということであろうと、実は同じことなのですが、宇宙はあなたに必要なものをすべて与えてくれます。
もし、何か人生の中で足りないなと思うものがあっても、それは、宇宙があなたをサポートしていないということではありません。
宇宙というのは、自分がサポートされたい、と思っている分だけしかあなたをサポートすることができません。自分がどれだけサポートされる価値があるかという、その限りにおいてしかサポートすることができません。
あなたがもっとそれに値する人間であるということを知ることが、今とても大切なことです。
あなたが自分のことを信じようと信じまいと私達はあなたのことを信じます。
でも私達があなた達のことを信じても、あなた達の世界を変えることはできません。
自分自身を信じなければなりません。
そして行動も、自分のことを信じているというように振る舞わなければなりません。
その二つのコンビネーションを持っていると、何者も止めることができません。
自分が信じた行動をするように。
宇宙はあなたを永遠にサポートし続けます。
今、宇宙はあなたをサポートしています。
いつもサポートしてきました。そして、これからもあなたをサポートし続けます。永遠に。
あまり時間が残っていませんが、一番最後のシェアリングがありましたらどうぞ。
Q12
日本は第二次世界大戦で核の被害にあいましたが、もうこのようなことが起こる必要がない、という考え方を説明してくださいますか。
バシャール
これから話そうとしていることは、ひとつの理由のためです。
核兵器を通してこの文化を破壊しないということは、もうみなさん決めたようです。
あなた達の無意識を読んで、そう思いました。
今、地球上でいろいろな暴力が現れていますけれど、それは今まで隠していたものを出しても大文夫であるという気持ちがでてきたからです。
もう、あなた方は自分達を破壊しないということを決めました。
そのために次のことを私達はシェアすることができます。
地球はあなた方の惑星です。あなた方がやりたいことをやってもかまいません。もし、望めば自分自身を破壊することもできます。自分の裏庭にある限りはそういうふうに破壊してもいいというように思っていました。
ところが、核というのはあなたのバイブレーションの中の次元にとどまりません。この核兵器によって引き起こされるパワーというのは、パラレルワールドの基本的な所まで影響を与えます。
昔、このシステムが一度壊されたことがあります。
木星と火星の間に昔はマルデックという星がありましたが、破壊されてしまい、今はその間に散らばっています。その空間にアストロイドベルトというのが存在しているのですが、昔、一度そういった破壊があったので、もうそのように破壊されることはないのです。
もう核兵器によって自分達を破壊するようなことはないと決めているので、このような組織の字宙から来ている人達も、あなた方に破壊することを許しません。もし、世界の政府が核のボタンを押そうとしても、それはうまくいきません。
というのはあなた方の政府の高官というのは、私達の存在をもう知っているからです)政府の高官が私達の存在をずっと知っていたということが、大衆に知られるようになります。
もし、あなた達が自分達を破壊すると決めているようでしたら、今、あなた方に、このように話すということはありませんでした。
今、わたしがあなた方と話せるということは、私達のバイブレーションがあなた方の思う以上に近いということなのです。
私達はあなた達を低い存在であるというようには見ていません。
強い存在ですし、あなた達はもうほんの少しのところです。
という理由で、あなた達とコミュニケーションを取って、あなた達の新しい誕生のお手伝いをしたいと思っています。
そして、宇宙の組織に加わつていただきたいと思っています。
三十年後には、あなた達の世界と私達の世界がもっと自由に交流できると思います。
ですから、お祝いしたいと思います。
今日から始まって、もっとあなた達は夢の中での門を通って、いろいろな体験をするようになるでしよう。
あなた方と行っている、このような交流というものをもつと地球上のあらゆるところで行うようになるでしよう。
パワーの道を歩いてくださり、どうもありがとう。
生まれてきたあなた方には権利があります。パワーを持つ価値があなた方にはあります。
今日このように私達と交流をもってくださって本当にありがとう。夢、そしてこの現実の世界における夢でも、非常に興奮に満ちあふれた夢をみなさんが見ることができますようお祈りいたします。
またすぐにこのような形の交流を図りたいと思います。
それでは、愛を込めてお別れさせていただききます。